学生時代から、もう20年くらい憧れている竹ヶ原敏之介先生。
竹ヶ原先生のシューズブランドfoot the coacher(フットザコーチャー)は聞いたことはないでしょうか。
渡英されてTrickers (トリッカーズ)で制作に携わり、GEORGE COX(ジョージコックス)やGRENSON (グレンソン)で協業。
あの靴職人がブームになっていた時、靴を作りたいと思った若人なら、その華やかな経歴に誰もが憧れたと思う。
その後もARTS&SCIENCE (アーツアンドサイエンス)を始め、HYKEやUNDER COVERなど、国内外のハイブランドや生粋の革靴ブランドと協業。
尊敬以外の何者でもないのであります。
そして、竹ヶ原先生の手がけるウィメンズのBEAUTIFUL SHOES(ビューティフルシューズ)をようやく手に入れました。
コレだ!というモデルのマイサイズに会えなくて、今になりました。
購入したのは靴裏さえも美しいミュール
シンプルなウエッジソールのミュール。
ソールに貼られているフィルムにはアテンション。
インソールの書体と合わせて美しすぎます。
一見、ポッテリしてそう?
いいえ、地面に近づくにつれて極限まで削ぎ落としたこのソールのフォルムで実はすっきり。
モダンな建築のような、ミニマルな彫刻のような。
柔らかいラムレザーも足を優しく包み込んでくれます
年齢を重ねてもずっと履ける、普遍の美を持ったデザインと履き心地。
それを収める箱さえ美しく。
細部まで逃さない、美。
今も敏之介先生が第一線で活躍されてる理由
それは揺るぎない美学と、
時代の空気の機微を感じとり落とし込むデザイン力。
そして何と言っても靴の作りを知っているから体現できる職人としての力があるからだと思う。
そしてそれらは全て、靴愛があってこそ。
様々な靴を履き、気になったら量販店の靴も買うという先生。
そのスタンスに敬愛するデザイナーの1人です。
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