『官能の極地』である靴。クリスチャンルブタン。
クリスチャン・ルブタンは言った「女性も男性も靴にフェティシズムを感じるんだ」と
スティレットヒール(ピンヒール)のパンプスはルブタン自身のフェティシズムの対象となり、その追求のもとブランドが立ち上がったわけだけど、とかく、ルブタン以上に官能的なパンプスを作る人は現代においていないと思う。
前段のヒールに加え、指股を見せる程の甲の浅さ、履き口のカッティング、女性のボディを表すかのような緩急つけた丸みと絞り!(特にソールが圧巻!)
そしてブランドアイコンの、目に飛び込んでくる鮮やかなレッドソールは何とも艶っぽく。
その圧倒的な存在感たるや。うーん、パンプスフェチの集大成。
とは言え、
ルブタンは私の3Eで外反母趾の足にはまったくハマりません
靴は試せる限り試すけど、基本インポートのこの手の美脚パンプス系はワイズBとかCで細いためほぼ死あるのみ。痛くて足は死ぬし、無理しても靴の美しさを殺す。
中でもルブタンはトップクラスの合わなさ。
そもそもルブタンはレッドカーペット用、歩くための靴じゃないという話もありそれって私のライフスタイルと真逆の…何てアンマッチ!
芸術品のクオリティを製品化できてることのすごさ
芸術品とも言えるそれを作家の1つの作品とかではなく、製品としてクオリティを保ち世へ放っているのはすごいと心から思う。
そんな変態的なまでに己の美学の追求をしながら経済として成り立たせるプロの姿勢を見習わなきゃなあと思いつつ、履きたくても履けんもんは履けへんのじゃいとユーザー側でありながら履けずに悲しいイチ女性の永遠の憧れとしてルブタンは今日も愛でる専門でいたいと思います。
もう履くなら来世に期待!
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