フワフワで、ピッカリーン。
革靴を磨く際に、鏡の様に映りこむほど磨く、鏡面磨き。
その工程に必要なのが、靴磨き布。
多くはネル素材の布が使われます。
ネルとは、コットンのフランネル生地のこと。
毛足の短い繊維を織り、やや毛羽立たせたとても柔らかい布。
吸水性もよいため、水とワックスを使う鏡面磨きにぴったり。
衣類で言うと、ふんわりとやわらかく暖かいため秋口から活躍するネルシャツなんかが耳馴染みがあると思います。
そんな、靴磨きをする時に初めて出会うネル生地の靴磨き布。
それを専門に作っているのが「Dusty miller」 dustymiller.by.k です。
頂いたサンプルは何ともフワッフワ。
また、ノーブル且つ美しい発色は、日本のメーカーがこだわって作ったからこそ。
日本の名だたる靴磨き店のオリジナルは、大体こちらのメーカーさんが作っていたりするそう。
靴磨き布はお店によって細かい仕様は勿論、カラーも違うことでお店の名刺代わりにもなるんですって。
もともとは、家業でやっている布工場での端切れをどうにか活用できないか、という思いから始まったブランド。
そして、靴磨き職人による磨きの感動体験から職人を支えたいという思いも併せ持った「Dusty miller」
シルバーリーフが美しい、シロタエギクの英名です。
その花言葉は「あなたを支えます」
今は卸のみですが、いつかは小売りも始まるかもとか。
全国の靴磨き愛好家も支えてくれる、とっておきの靴磨き布になると思います。