年を重ねるたびに増えていくのは結婚式よりお葬式。
しかも大半は降って湧くイベントなので常にその一式は用意しておくもの。
10年前くらいに勢いで買ったけど買ってあー良かった、と思うのは神戸で作られるケミカル（合皮）パンプス、Impact Material（インパクトマテリアル）です。
とにかく疲れにくい！
特にインソールが何か凄そうの見た目通り、クッションが効いてるから。お葬式の受付で何時間も立ちっぱなしでも疲れなかったです。更に滑りにくい素材を一部使用しているので、ストッキングで前滑りし爪先が痛くなる、とかが無いって言うところも嬉しい！
ヒールのグリップ力と静音力
底まわりもよく出来てて、ソールはグリップ力があるので滑りにくく、ヒールは静音仕様で厳かな式場で耳障りになりがちなカツカツ音が無い！これ大事！
柔らかなアッパーはストレスが無い！
長丁場な式で精進落としで沢山飲み、足がむくんでも締め付けが無かったです。
詰め込んだね機能！しかも3,990円！
企業努力に脱帽！シンプルを探すもサイズが無かったため、勢いで買った甘いデザインも、ストラップが地味にホールドしてくれるので良かったです。
オールシーズン売られてるので、
楽天でポイントなどチェックしながら最安値を必要なタイミングで買うのがいいかと。
しかし実際、葬式の靴ってルールあるの？
なんですけど、仕事の延長で好奇心湧いて検定の勉強してみたら、ある程度の水準のマナーはある、ルールではないけど、でした。
例えば本革は殺生に繋がるからダメー！と言われることがあるけど必ずしもそうではない。
そもそも日本の洋装文化は和装に比べれば後発、ブラックフォーマルが定着したのは昭和30年代頃でその頃はまだ本革の靴が履かれていたのだ。マナーとして言う人はいるよ、でもあんま気にすんなルールじゃ無いし、ということらしいです。百貨店でも本革勧められるしぱっと見分かんないしな。なので以下。
紳士は黒のスムースで内羽根のストレートチップを履いておけば間違いなし！
婦人はプレーンなパンプス、黒のスムース（本革でも合皮でも）か布使用で、3〜5cmのピン以外のヒールで出来れば太め、トゥはポインテッド以外、ライニングは黒で！要は品のあるシンプルな靴！
でも本を読んでても結局は、故人の尊厳を一番とする、あと遺族を尊重、との事なので、もし故人がド派手にやってくれや遺族もどうぞどうぞってなれば、その限りでは無いのだと思います。調べたらちょい悪親父のディスコ風葬式、というのもあったし。
ドレスコードはマーチンで、なんてパンクなお葬式も出来そうです。
いいなそれ。
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