旺角(モンコック)近くの女人街で大量に販売されてました
以前、台湾でTOMS(トムズ)の偽物に出会ったと書いたけど、
「TOMS(トムズ)の偽物を目の当たりにしてどういうものが偽物なのか何となく分かった」
今度は香港でCHRISTIAN LOUBOUTIN(クリスチャンルブタン)の偽物に出会った。ちなみにその並びでTOMSの偽物もあった。
なぜルブタンが偽物と分かったかというと…
素材が合皮で何かと雑だったからです
10万円前後の商品が雑にこんな風に並べられてないっていう時点で本物ではないと思うが、ルブタンでこの作りはありえない。雑な作りの上、雑に並べられ扱われているので履き口もつぶれシワくちゃ度が増している。
ルブタンはいろいろなサイトで本物と偽物の違いが明記されている
1.ロゴ
2.箱
3.袋、リフト(ヒールの先のゴム)の付属品の作り、有無、数
4.作り
5.素材
上記がばっくりとした相違が見られる部分だ。ただ、あるサイトにも書かれていたようにロゴなどは正直、精巧に作ろうと思えば作れる。ロゴの版は安価に作る事ができるからだ。じゃあ比較対象が無い状況で何で簡単に判別できるかというと…
4.作り/5.素材かなと思う
ルブタンで合成皮革はデザイン上よっぽどでない限り使用されないだろうから通常の皮革商品…スムースやスエードなどは本革のはずだし(あ、もし使用した商品があったらすみません…)、中敷のシワや浮きなどはありえない。今回のスニーカーも中敷の合皮のシワの寄り具合ったら!本革か合皮かどうかの区別で一番わかりやすいのは裁断面、裏側だ。合成皮革は生地だからそれが一番わかりやすい。
しかし、どこかのサイトにも書かれていたけどコピー商品でも素晴らしく精巧なものはあるわけで、コピーの中のA級とされる商品が堂々と販売されているらしい…。
ちなみにTOMSも台湾で見た同様、ロゴがぼんやりしていました。
というわけでルブタンを、本物と比較できない状況で見分ける大きなポイントは、やっぱり作りと素材。
この部分は本物に近付けようとすればするほど省く事のできないコストがかさむので大きな違いが出る。
それでも分からず本物が欲しい場合は、
正規店で買うのが一番
当たり前か…。
それか、そのブランドでなくとも、ブランドの品質を担保された商品が欲しいのなら、商品が作られた工場のハウスブランドを買うのがいい。靴なんかは中敷くらいでしかそのブランドの商品かどうか分からないので履いてしまえば尚更分からない(最も、ルブタンの場合は本底のレッドソールが一つのポイントなのは置いておいて…)
以前も書いた「Repetto(レペット)と同じファクトリーのREVE D’UN JOUR (レーヴ ダン ジュール)の履き心地がすごく良かった」もそうだし、ルブタンを作っている工場でCORSO ROMA 9(コルソローマノーヴェ)というハウスブランドがあってお手頃価格で人気なのは有名な話だ。
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ちなみに女人街は楽しい市場
チープなバラマキ系お土産に良さそうな雑貨からコスプレグッズまでたくさん売られており活気があって楽しい市場(欧米の方が日本の制服風コスチュームを買おうとしていた…)
そのとき「偽物かな?」とよく目に付いたのはISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)の定番アイコンバッグ「BAOBAO」だった。確かに香港で持っている女性は多かった(本物だったらすみません)
偽物を買うつもりは無いけれどあの活気を味わうために、香港にまた行ったらぜひ行きたいところの一つだったりする。