SPINGLE MOVE(スピングルムーヴ)は広島県は岡山よりの山あいにある府中市産のスニーカーブランドだ
昔ながらの製法で作られるスニーカーは柔らかい底で履き心地が良く、
かつ基本アッパーを革にしているため足なじみもよく履けば履くほど味が出るのが特徴。
昔ながらの製法というのはいわゆるコンバースと一緒でバルカナイズ製法と言われる、
釜に入れて熱を加えることでゴムを固めて靴底に成形する方法で手間と時間がかる。
日本でも片手におさまる程度にしたその設備がある工場は無く、
スピングルムーヴは非常に希有な存在。
ヴィンテージのチェコスロバキア軍の生地を使ったSPM-368が超かっこい!!
ってさっきまでアッパーは革でうんぬん、と書いたが生地ものもあって、
昨年から販売している368がそれはもうツボなのだ!
旦那が持っているのだが、おろしたての段階で雰囲気があって素敵!
ヌメ革をポイントで使ってるのがまたいー感じ。
カーキ色の中、鮮やかな黄色のソールなのも憎いぜ。
靴紐も革紐で渋い!
ファスナーもYKKの高級ファスナーのエクセラ仕様。
こだわり抜いてるなー。
希少なスニーカー
最初から最後まで日本製の靴は、日本製とうたわれている靴の中でも希少なはずだ。
なぜなら、靴は作るその行程で最後に底をつけた国を原産国として良いためだ。
さらに日本製のバルカナイズ製法のスニーカーと言えばさらにさらに希少。
その上、デザインも履き心地もこだわりを突き詰めたスニーカーはもうなんと言うか、国の宝だ…いやほんとーに。
私も数足持っているが、履いた瞬間マシュマロに包み込まれるようなクッション性は本当クセになる。
代表作のカンガルーレザーのSPM-110
|
こういったクラシックな作りでありながらハイスペックな靴だからこそ、
COMME des GARÇONS(コムデギャルソン)など様々な名だたるブランドが好んでOEMでこの工場を使っているのだと思う。
これからも絶やさず、作り続けていって欲しい。
応援してます!
|
|