足を入れた瞬間は気持ちいいのに
歩くと足がすぽすぽ抜ける。
普段私は片足2E、片足3E、普段24.5cm(場合によって24cm)の靴を履くので、サイズガイド通りのLLサイズを購入したのだ。
履き比べてもLサイズだときつかったので。
以前買ったショートブーツもLLだったのでこれでいいのかと思ったし…しかし!
原因はラスト
手持ちの似たようなフラットシューズと比べてみよう。
比べたのはギャル系専門店のREZOY(リゾイ)のフラットシューズ。
ちなみにとても履き心地が良い。 6000円台だったと思う。
トゥの形が違うのでランダの方が捨て寸があるがそこはともかく、
足の一番幅の広いところ、いわゆるワイズがランダの方が前に出ている。
ランダの履き口あたりが一番広い箇所だが、リゾイの方はその10mm弱ほど踵側だろうか。
中敷が折れてて汚くてすみません…。
そう、広い部分が前にあるため私の足がフィットせず、
歩く度に私の足が広いところへ、前に前にと動いてしまい
踵が浮いてしまっていたのだった。
踵の高さは一緒だったため、そこは問題ではなかった。
最初は踵が低いのかと思ったのだがはかったところ、
他のものとそこまで大差がなかった。
何人かにいやに大きい靴履いてるねと突っ込まれ、
だってつま先尖ってるから捨て寸大きいんですよなんて言ってたけど…この影響もあったみたいだ…。
ラストは靴の命
とはよく聞いた話だった。
ラストとは木型、靴型のこと。
ラストがその靴の形を、フォルムを形成する。
ラスト無くして靴は作れない。
修理業に従事していた時も、 多くの女性の憧れであろう10万レベルのルブタンの、パンプスの幅をのばすのにだったか持ってきたお客さんに、
「足に合わなくて痛いのよね」などと言われたことがある。
かと思えばまわりには1990円の靴が足に合うという人もいる。
「靴を磨きなさい。そして自分を磨きなさい」で有名なフランスの高級紳士靴のベルルッティで働いていた知り合いも
ベルルッティは固くて履いていられない、コンバースの方がよっぽどいい、
と言っていた(それでもベルルッティが好きだから働いていたのだけども)
そう、要はどんなプライス、どんなブランド、メーカーでも、
足に合えばいいんだよなあとしみじみ感じた。
そして私にはランダのこのアーモンドトゥのフラットシューズのラストは合わないのだ…えーん。
ちなみに私は家系譲りの外反母趾気味の幅広気味の足だ。
THE日本人の足!と言い切られたこともある。
うーむ、欧米人の足の形だと合っていたのかなあ。
欧米人の足の形は日本人のそれより、ワイズの部分がつま先側にあると習った。
それでも乙女心をくすぐるランダで合う靴を探したい
というわけで懲りずにいろんな靴を試したい。
だって可愛いんだもん。ランダ。
一つのブランド、メーカーでも、靴によってラストは違うので合うのはきっとあるはずだ。
いつか私の足に合う、胸がキュンキュンするランダに出会うことを祈る!