ずっと愛用しているローファーがある。
それがG.H.BASS(バス)のローファー、WAYFARER(ウェイファーラー)だ。
バスって?
バスはアメリカのブランド。
古くは1876年にさかのぼるらしい(!)
1936年に世界で初めてローファーを作ったとされるのがバスだ。
ケネディ大統領、マイケルジャクソンなど様々な人に愛されてきたのがバス。
なかでもこの元祖ローファーを愛用する人は多いらしいが、私が思うに、
このカッチリ感もありつつ手間取らずサッと履けるのもウケてきた理由なのではなかろうか。
靴下のチラ見せもその時のトレンドに応じてコーディネートできるのもとっても楽しい。
気になる履き心地
履けば履くほど足に馴染むマッケイ製法というのもその理由だろう。
最初は固い靴底も履けば履くほど歩きやすく馴染んでくる。
しかし、アッパーはめちゃくちゃ固い!それはもう固い!
ガラスレザーゆえ、さらにもとは軍靴を作ってきた、しっかりした作りが故だと思う。
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最初は痛くて全然良くなかった。
厚みのある靴下を合わせてしのいだほどだ。
だが徐々に慣れてくるではある。
時間がかかるので、こと、柔らかい靴を好む人にはちょっとお勧めしづらいのが本音だ。
しかしその分、愛着がわいてくる
徐々に痛みが和らぎ、
履く度に寄る甲のシワを見るたびにウフフと思ってしまう。
私だけのシワ!ガラスレザーのシワって汚くないから好きだ(個人的な意見だけど)
大きく波打つシワは私が何度も履かなきゃ生まれなかったんだよなあと我が子の成長を見守るかのようだ。
そしてだんだん、固い靴(我が子)は屈曲しやすくなって広がってきて(成長)、履きやすくなるのだ(大人へ)。
マッケイ製法なので底の修理も可能な故に長く履けるのもポイントだ。
最初履き始めて、少し底が削れ始めたら、半張りをしよう。それだけでもだいぶ寿命が延びる。
本物っぽい、というか元祖だから本物なのだけど、その空気をまとった靴がどんどん自分のものになっていく喜びがある!
そしてその見かけによらず、元祖の割に安い
昨今、とは言わず靴の値段は徐々に上がっているものだが、なんと13000円前後から買うことが出来る!本物なのに!元祖なのに!
ジャーナルスタンダードだと17000円くらいだったと思うが…何か違うのかなあ。
ちなみに私は14000円くらいでセレクトショップで購入しました。
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紳士靴特集の雑誌かなにかで読んだが、数十年にも渡ってそこまで値段が上がらないのに作りが変わらないらしい。
いやそれはすごいなー。コスパかなりいいじゃないか。
ここ数年でさえ定番の靴が1000円2000円上がるなんてざらなのになあ。
高校生のときに憧れていたトリッカーズやトリッペンだって、モデルにもよるが1、2万円とか上がっているもの。15年前とかですね。
ただ注意点とすれば
パンプスなどと一緒だがサイズ感。
徐々にゆるくなるので脱げやすくなってしまうのだ。
しかも足を覆っている、しかも最初は固い、ということで大きめのサイズを買うと、私みたいに踵がすぽすぽ脱げやすくなってしまうので要注意だ…。
そのとき説明を受けて、US7.5を買ったのだが…7だと良かったのかなあ…。いや、足長はちょうど良いのよね。またもラストの問題かな。
RANDA(ランダ)のお花飾りのフラットシューズは私の足には合わなかった…
私の足長は両足ともに241mm程度、2Eと3E、普段は24.5cmか24cmの靴を買う。
今は踵の内側にストッパーを貼っているが、踵が深くないので足が前に押されているだけのような印象もある。
歩けないことも無いが、
長くは歩きたくないというのが正直なところだ。
基本的にシューキーパーを入れて保形するよう心がけている。
でもほら、シューキーパーを外すとこんなに広がる。私の足に馴染んだのねえ…。
一説によるとワイズも選べるらしいのだけど、大抵のショップに置いているものは1ワイズのみ。
そのワイズがどれに値するかはお店によって違うので、必ず試着しよう!
さあ、トライ!
ちなみに日本でローファーと言えばHARUTA(ハルタ)である
ローファーは多くの人にとって学生のとき履いたおなじみの靴である筈だ。
今はトレンドでもあるので大人が履いても素敵な着こなしがたくさん出来る。
素足で履いちゃうのも格好いいので(私の場合は見えない靴下を履くけど)ぜひトライしてみよう!
13000円くらいで本物が手に入る。こんなお得なことは無い!
ちなみにハルタもいま頑張っていて、色んなアパレルとコラボしているので要チェックだ!
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